非モテコミットに見える行動をしても好かれる男性はいます。
そもそも「女性相手にこれだけは絶対にしてはいけない!」という法則のようなもの少ないです。
同じことをしても立場が変われば結果は大いに変わります。
非モテコミットをして好かれる男性と気持ち悪がられる男性の違いはなんなのか。
それは、相手の視点に立った優しさかどうかです。
大抵の非モテ男子の優しさは自分の都合を押し付けただけです。
「俺はこれくらいしてやってんだから、お前もそれに応えろよ!」と。
そもそも女の子はそんな優しさを求めてはいません。
今回は、同じ非モテコミットに見える行動を取っても、モテ男とキモい男に別れる違いを解説します。
目次
距離感をミスった「過度な気遣い」が気持ち悪い
非モテが女性に対する優しさで、やりがちなのが距離感を縮めていない状態での、過度な気遣いです。
感覚的な表現になってしまいますが、お姫様扱いです。
「女性はエスコートされるのが大好き」というのを盲目的に信じ、何から何まで全部するみたいな感じです。
食事は全奢り、飲み物も全て用意してあげたり、カバンもいつも持ってあげたり。
こうして文に表すと、どれも女性が喜びそうな文言に見えますが、それはモテ男がやる場合に限ります。
いきなり非モテが女性にエスコート全開臭を出すとさらに非モテ感が増します。
「こいつ女性になれてないから、ここまで優しくするんだな」と。
そこまで仲良くなっていないのに、1から10まで気遣いしてあげるのはおかしいです。
普通にキモいし、怖いです。
例えば僕は、仲良くなった女性と会うときはウェルカムドリンクと言って、飲み物を買ってから会うのですが、初対面でそれは怖いです。
初対面でまだどんな人かもわからない人からもらった飲み物を飲めるでしょうか?
普通に怖いはずです。
女の子ならなおさらそう感じます。
奢り奢られ論争に発展するのは避けたいですが、例えば食事を全奢りするのも必ずいいわけではありません。
初対面なら「じゃあ次回奢ってよ」くらいに嘘っぽく軽い感じの方がいいです。
そこまで仲良くなっていない状態で、ガチガチにエスコートされると女性は緊張します。
普通に怖いです。
過度に気を遣われるくらいなら、「何バカなこと言ってんの?笑笑」と軽くあしらう方が、女性もコミュニケーションしやすいです。
このように、単に「誠実さ」が悪いわけではなく、距離感を縮めていない状態での過度な優しさが非モテコミット・気持ち悪い男認定を食らうのです。
自分本位の優しさも気持ち悪い
自分の頑張り、想いをを相手に押し付けない
他に非モテコミット認定を受けやすいのが、自分本位の優しさです。
自分本位な優しさや気遣いは、必ずしも女性を喜ばせはしません。
むしろストレスを与えてしまうことが多いです。
よくありがちなのが、女性のことを考えずにLINEを送りまくることです。
これだけ恋愛情報が溢れた今の時代、さすがに既読&未読スルーされているのに、追従してメッセージを送る人はいないでしょう。いたら論外です。
女性からメッセージが返ってこないということは、まだ返したい気持ちではないのです。
とにかく女性の気持ちを考えましょう。
なぜそういう気持ちになるかを考えると、マイナス思考で病んでしまうので、そこまではあまり考えなくてもいいです。
シンプルに、「まだ返したくはないんだな。」でOKです。
女性にも生理だったり、上司に怒られたり、友達と遊んでいたりと、生活の中にいるんです。
いつでも元気にLINEを返せるわけではありません。
「自分がここまで想いを込めて送っているのに…」
そんなことは知ったことじゃありません。
LINE以外でも、「俺はここまでしてるのに、なんでわかってくれないんだ!」とか。
そもそも誰も頼んでもいません。
女性にもその日その日で気分があるのです。それを尊重しましょう。
自分はこんなに尽くしているのに、と勝手に期待するのはNG。
相手のことを考えてやりとりする
非モテは自分が言いたいことを言います。
そうではありません。
相手が言ってほしいこと、相手がリアクションしやすい言動を意識しましょう。
一番簡単なのは、LINEの文言でも女性のタイプに合わせること。
絵文字を多用する子なら、こちらも簡素な文はNG。
一気に3メッセージくらいやりとりできる子なら、それに合わせる。
短文で送り返してくる子に、長文で返すのはNGです。
そういうやりとりが苦手な子なのです。
大切なのは女性の気持ちを考えること。
この子はどういう性格なのか。
この子の性格的に、返しやすいLINEか。
リアクションを取りやすいボケなのか。
「女性はこうだから、こうすればいける!」
自分本位な考えでは、失敗します。
観察力が乏しいプレイヤーは絶対に非モテです。
女性の立場に立ち、何を言ったら喜ぶかを考えましょう。
それはネットや本に書いてあることばかりではありません。
相手を見るのです。
相手を見て、適切な言葉を投げてあげましょう。
何回も修行を積むうちに慣れてきます。
「誠実=非モテコミット」ではない
上にあげたように、必ずしも女の子に優しくすることは悪ではありません。
恋愛工学界隈では、「女の子にはとにかく冷たく!」と勘違いして息巻いている人は多いです。
多分自身も優しくしてうまく行かなかった経験が多いのでしょう。
僕もそうでした。
でも恋愛工学生が非モテコミットと思うような優しい男性でも、女性に好かれる男性は大勢います。
その違いは、
・相手の視点に立った優しさか
・今の距離感での適切な優しさか
ここに大きな違いがあります。
自分都合ではなく、今の相手の気持ちを推し量った上で、優しくしましょう。
わからない場合は、トライアンドエラーを繰り返す
もし相手の気持ちが全く推し量れない場合は、単なる経験不足です。
みんな振られてあり、喧嘩になったりして、女の子の感性を学習しているのです。
いきなり相手の視点に立った気遣いをするのは無理です。
LINEに関しても同様。
ここまで生きてきて非モテなら、もう努力と経験でなんとかするしかありません。
たまに素で上手な優しさを女の子にできるやつがいますが、まあ無理です。
諦めましょう。
身もふたもないですが、回数を積むことは避けられない課題です。
ナンパでも街コンでもマッチングアプリでもなんでもいいです。
とにかく女性と関わる機会を増やすことが、遠回りに見えて一番の解決策だったりもします。